友人のお母さんが亡くなりました。私が、知った時には、すでに家族葬も終わっていました。慌ててお参りに行くと偶然にもお母さんの96歳のお誕生日の日でした。99歳のお父さんは、思い出すと辛いので考えないようにしているそうですが、ショックが大きかったのか、軽度の認知症とはいえ、先日までは、私が伺うと「前田さん」と挨拶して下さったのに「あなたが分かりません」と言われ私もショックでした。
友人は、7年前に実家の両親の様子がおかしいと親族からの連絡で実家に行くと、元気元気の両親の生活が変わっいた事に気が付き、滋賀県に呼び寄せました。
彼女は、子ども達も独立し、気楽に夫婦だけの生活をしていましたが、毎日、両親の生活を支える事が優先になり、痩せていきました。私も彼女の助けに手料理を持って行くようになりました。
我が家にも友人は、高齢のご両親や別居の子どもや孫達も遊びに来るなど家族ぐるみの付き合いになりお互いに楽しい時間を共有していました。彼女の話は、亡くなる日の4時におやつのおはぎを食べ「甘い物食べれて嬉しい」と言って昼寝を。「7時頃にホーム炬燵で、い眠る両親を見に行くとお母さんは息をしていなかった」と。友は亡くなった悲しみより驚くばかりだったようです。亡くなったお母さんは、亡くなる前に「こんなに幸せな生活が出来るとは思わなかった」と娘夫婦と同居出来た日々の喜びを話されていたそうでした。96歳のおばあちゃんは、九州男子の亭主関白のおじいさんに使え最後は、先に逝ってしまいました。亡くなった晩から怪奇現象が何度も起き、おばあちゃんは、おじいさんを心配して部屋に来るそうです。
posted by kiyoko at 20:26|
日記
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