2022年01月19日

苦しい話を聞いた

   娘の知人で、年配の人にも自分の好みの男性の話する明るい女性がいて、皆は結婚相手が見つかるように願っていたそうです。やっと願いが叶い結婚の準備をしている時に戸籍謄本で、自分が両親の養子であることを知ったそうです。
 市役所から帰るなり、両親に問いただすと「私達は、子どもの出来ない事が分かり養子縁組をすることにした。そして、施設の前に捨てられていた赤ちゃんを授かった。いつか本当のことを言わなければと思いながら言えなかった」と両親は話されたそうです。「親戚も誰ももらい子と言わなかった。実の親だと思っていたから思い切り大喧嘩もして来た」と。「両親には感謝しかない。実の親には恨みしかない。私は何者なんやと思い続けている」と苦しい思いを話したそうです。
 娘は「実の親も何かがあったんや」と話したそうですが、彼女は理解できないそうです。まあ。簡単に許せるとは言えないでしょう。時間が解決してくれる日を待つしかなく「幸せな結婚してな」と言えるだけだったそうです。

posted by kiyoko at 19:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする