今年になってから、近くのスーパーで鯖寿司に出来る大きな鯖が売られていました。金華鯖のブランド品や寒鯖の特大などです。塩を振り、酢に漬けてしめさばを作ります。次に酢飯を作って、鯖寿司にします。鯖寿司の好きな方々に届けていまいた。「家で作ったの。凄い。美味しかった」と好評でした。
今日、近所の独居老人の方にキムチを届けて、褒めて貰おうと先日持って行った鯖寿司の話をしました。「清ちゃん、何であんなにもったいない作り方をしたんや」と言われ褒めて貰えません。ずっと話を聞きました。「私のお父さんは、仕出し屋で、あんな大きな鯖だったら片身だけで薄く切り3本の鯖寿司を作らった。あんなに分厚い鯖を食べるのはもったいないので、寿司飯から鯖を取り薄く切って食べた」と話されます。「酢飯は」と聞くと「もちろん食べたわ」とおっしゃる。
「あれは、棒寿司で朽木からの鯖街道で良く売られてる。鯖寿司よ。お父さんの作られいたのはバッテラだと思う」と言うと「ああ。そう言われると棒寿司か」と納得されました。一本の鯖寿司を切らずに渡したのが誤解を招いたか。しかし、食べ良いようにして食されたので、まあ良しとしよう。
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